12月の高配当株を権利確定前に売却（KKR）作戦【始動】東海カーボンで勝負する！

現在、11月高配当株『サムティ』で本作戦を実施中（→詳細記事）ですが、余裕資金がすこしできたので、12月高配当株に対してもKKR作戦を始動することにしました。今回はそのお話

12月高配当株『東海カーボン』で勝負してみる

12月は高配当株の宝庫だった、しかし…

前回同様に今回も「楽しい株主優待＆配当」というのサイトので12月権利確定・配当利回りランキングから高配当株を探し、銘柄選定を行いました。

配当ランキングを見てみると、配当利回り6％越えの日本高配当株の雄「JT」をはじめ、12月は４％を超える高配当株が多数。

1位から順にそれぞれの株の業績予想を見ていったのですが、前年度を下回る利益予想などの株がほとんどで、なかなか「増益」といったプラスワードが四季報に記載されてる株がありません…。

あれ？「JT」でいいんじゃないの？私がJTを避けた理由

先ほど、12月配当株は、利回りがいいものの業績がいい株がなかなかみつからなかったと述べました。しかし「JT」は今回、業績は前年比に比べ落ちているものの、たいして下落はなく、それを打ち消すほどの配当利回り6％越えです。KKR作戦に取り入れてもよさそうな銘柄。

では、なぜ今回のKKR作戦で「JT」を抜いたのでしょうか？

その理由は、中間配当月である6月において、配当権利確定日前にも関わらず、JTの株価が下がり続けたことにあります。

実は私、JTを100株だけ5月ごろに買い、ずっとホールドしてます。当時は「JTの利回りが5％を超えた！」という話に飛びついたのですが、今後業績が落ちると見込まれている「たばこ」という不人気な分野のため、その後も株価は下落し続けました。チャートをみると6月の権利確定日前だというのに株価が上昇していないのが分かります。

この株価の推移をJTホルダーになってからずっとチェックしたため、JTに対してはKKR作戦が通用しないだろうという考えのもと、今回はJTをKKR作戦銘柄としては除外しました。

12月高配当株は『東海カーボン』で勝負してみる

業績が良さそうな株がなかなか見つからず、どんどんロールダウン。そして行き着いたのは、12月高配当株ランキング第16位『東海カーボン』。

炭素繊維系のメーカーで四季報によると連続増配期待大。しかし黒鉛電極セクターでは事業環境悪化のため、各投資会社がレーティングを下げています。一応会社業績予想では前年度経常益を超えそうなので、減配ということはないかと思い購入。16位までロールダウンしてようやくまだまともな会社ですが、それでも今回はあまり自信がない…。サムティの時は「これで行くぞ！」と結構意気込んでいたのですがね…

東海カーボンを200株購入（平均取得単価1094円）

東海カーボンと決めた日（10/２）に100株、1065円で購入。その後、株価は5％ほど順調に上昇、買うタイミングを失ってしまったなと思っていたら、10/21に突如2％ほどの下げ。ここで100株1119円で再度購入しました。

あとは決算発表まで待って、悪決算だったらもう一度買えばいいかな？と悠長に考えていたところでまさかの10/23にゴールドマンサックスとメリルリンチがともに投資判断を「買い」→「中立」に変更

一時、1060円近くまで株価暴落。この下落に対してはとりあえず様子を見ようと思い保有するのみで、買い増しする判断はしませんでした。KKR作戦はあくまで「前年度より業績が伸びている」ことを前提としていることと、さすがに勇気が出ませんでした。株価暴落は一時的なもので、結局現在は1120円ほどまで回復していますが、日経平均に比べて株価の伸びが悪い気がします。

【あとがき】11/6の決算発表に対してどのようなアクションをとるか？

というのも、当初会社予想では前年度をある程度上回る業績が予想されていますが、最新会社予想では前年度とほぼ横ばい、コンセンサス予想では減益の可能性も予想されていることから、レーティング引き下げという要素もありあまり決算に期待ができないような気がするため。

それならば、一度決算発表前に売却し、その後大きく下がった後に様子をみて次のアクションを起こすのもありかなと思っています

KKR作戦を何度か実践していくなかで「決算発表前の１週間ぐらい前から決算跨ぎを回避するための利確により株価が低下する」というのを分かっているので、利確するならその流れに巻き込まれないようにしないといけませんね。

---

↓ぜひクリックお願いします！ブログのランキングが上がって、ぽんちよのモチベにつながります

にほんブログ村

↓ツイッターもぜひフォローお願いします

twitter.com