財務優良な注目グロース株！「WDBココ」を銘柄分析

ぽんちよ

お久しぶりです、ぽんちよです

過去に「四季報を活用して10倍株を狙え！」という動画では、時価総額・売上高成長・営業利益率に注目して株を選んでいこうという話をしました。
参照動画↓

今回はこの銘柄分析の注目ポイントをクリアしていた＆最近新高値をつけて短期で入るのも面白い銘柄を紹介

医薬品文書管理で輝け「WDBココ」

WDBココの基本情報

時価総額：89.8億円(株価：3930円)
◇PER：27.0 ◇PBR：7.24
大株主：WDBホールディングス(親会社)

ぽんちよ

親会社であるWDBホールディングスが時価総額640億円で10倍株というのは厳しいかもしれませんが、時価総額も小さく成長余地はありそうです

WDBココの業務内容

WDBココは技術系(医療・研究など)人材派遣会社WDBホールディングスの子会社です。業務内容は医薬品文書管理！医薬品業界は製造する際に安全性を保障するための文書の作成、その文章のチェックやなどが必要であり、それを引き受けるのがWDBココとなっています。特に新薬が増えるたびに文書管理という業務は増えていくため、このような業務は今後も増大していくことも予想されるため需要増大が見込めます

稼ぐ力の強いグロース株としてのWDBココの魅力

WDBココの三年間の業績推移

WDBココの魅力は何といっても「財務優良性」。私はかねてより人材派遣業界の営業利益率の高さには注目していたのですが(多くが営業利益率10％以上)、WDBココは営業利益率19.6％。さらに注目したいのは売上高成長が20％以上を記録しているという成長性です。非常に稼ぐ力が強い企業といえます

今期の決算では成長鈍化、ただし気になるポイントも…

今期の売上高成長予想は＋5.8％

2020年までの売上高成長は20％を超え非常に強かったですが、今期(2021年)通期予想では売上高成長5.8％とかなり成長鈍化の予想を発表してきました。これに伴いグロース銘柄として買われていたWDBココは決算後(8/7)に暴落。

決算後に失望売りで急落

しかしその後特にIRもないまま株価が回復していくという現象がありました。8月以降医薬品企業のニュースなどを見ていましたが、ひとつ気になったニュースの中に、某大手製薬会社が「正社員の文書管理業務を廃止」というニュースがあり、つまりはWDBココなどの派遣会社に外注化するのでは？というのが株価回復の要素としてあるのではと考えています。

ぽんちよ

IRが何も出ていないのに株が買われ続けているということで、好決算情報などが漏れてるorファンドや機関投資家がひそかに買いを入れている？

9月第三週「上場来高値更新」決算跨ぎはリスクがあるも青天井か？

そして、決算急落後なにもIRがないまま株価回復、さらに決算前よりも株価が上がり続けついに2019年上場来の高値を更新

評価すべきは上場以降3700円ほどで保有していたホルダーは株価が回復したところで手放したいと考えるので、3700円あたりで強烈な売り圧力がかかることが予想されましたが、なんとかそれをクリアし上場来高値を付けているということ。今後も利確の動きはあるかもしれませんが、当面の売り圧力の蓋となる3700円ラインを超えたことから青天井になる可能性も十分考えられます。私はというと3月ぐらいから長期保有用に100株持っていたのですが、それとは別に100株短期売買用に追加で購入しました。

現状では好材料がないままの上げなので決算後に再び失望売りが起こる可能性もありますので、決算跨ぎはリスクも伴いますが面白い銘柄かなぁと思っています

ぽんちよ

私も今後の株価がどうなるかわかりませんが一喜一憂したいと思います