【あなたは大丈夫?】私、社会保険料払い過ぎ!?月額標準報酬額と休日勤務手当の罠。

財テク・税金・節約
スポンサーリンク

【問題発言】親友K「社会保険料高すぎじゃね?」

以前に私の【年収450万】手取り月収220,348円の現実という記事で私の総支給額と手取り月収を公開しました。内訳がこちら↓

この記事を見た親友K(私に投資を始めるきっかけを作った人)からこんなLineが↓

今まで、給与から自動で天引きされる社会保険料についてあまり詳しく考えたことなかったのですが、こういわれるとちょっと気になってくるもので・・・。今回は社会保険料について調べてみました

社会保険料の決定方法と月額標準報酬について

社会保険料は給料から天引きされるいわば税金です。その保険料は給料が多い人ほど多く、少ない人ほど少ない、累進課税方式です。累進課税制度なので、毎月の給料から保険料を算出されると思いきや、そうではなく、月額標準報酬に基づいて保険料が決定されます。

月額標準報酬とは?~算定方法~

社会保険料額を決定する基準となるのが月額標準報酬。この月額標準報酬の決定方法は、4~6月分給与を平均した金額で決定され、その額を元にその年の8月~翌年8月までの保険料が決定されます(厚生年金額もここから同様の方法で算定)

月額標準報酬に基づく社会保険料費がこちら↓

現在私の月額標準報酬は25等級360,000円に属しているため、社会保険料17820円(40歳以下なので介護保険料なし)+厚生年金32940円で実質50500円ほど給料から天引き。

高すぎじゃない? 月額標準報酬360,000円の原因

 

以前の記事【年収450万】手取り月収220,348円の現実では総支給額が30,5772円に対して、なんで月額標準報酬360,000円なの?

月額標準報酬額は4~6月の給与で決定されます。私の職場では祝日とは関係なく仕事があり、その代わり祝日に仕事をすると休日勤務手当が支給されます。世間がGWを満喫する中、働いてるぽんちよさんは負け組感・・・。親友Kに社会保険料が高いといわれる理由がここにありました。

さて、今年のGWといえば天皇即位に伴って10連休がありましたよね?つまり私の5月の給与は休日手当が支給されまくったことになります。この結果、初めての手取り30万越えをして喜んでいたわけですが・・・、これのせいで月額標準報酬額が上がってしまい社会保険料費が高額になってしまいました。もしGWによる月額標準報酬額の上昇がなければ、おそらく月額標準報酬額は23等級320,000円になり、月々の社会保険料+厚生年金が-5640円になります。つまり年間6万円ちかく社会保険料+厚生年金が安くなるわけで、結果的にGWに休日勤務しない方が年収自体は高くなってたはず・・・。

この事実に気づいたときショックすぎてツイート等で怒りをぶつけてました笑
(その時のツイート↓)

社会保険料を減らすためには?

社会保険料を下げる方法として、月額標準報酬額を低下させる、つまり4~6月の残業や休日勤務を減らせばいいのです。私の職場ではそれはできません、

「社会保険料を下げるために4~6月は休みたいです」なんて言おうものなら刈られます。。。

が、もしフレキシブルな勤労時間の方はぜひ4~6月は働かないようにしてみてはいかが?

 

月額標準報酬額が高すぎる場合の救済措置【随時改定制度】

月額標準報酬額が固定給の変動(昇給・降給)等により、2等級以上の差ができた場合には『随時改定』というものを使い月額標準報酬額を変更できます。しかしこの制度はあくまでも、固定給の変動が前提なので、「4~6月の残業・休日勤務が多かった!」などの理由による随時改定は認められません。

あとは期間労働者など、業務上時期的に4~6月の収入が多くなると認められる方は随時改定を使えるのですが、私の職場の場合はおそらく認められていません・・・。

【あとがき】標準報酬額制度やめない?

今回、親友Kの「社会保険料高すぎじゃない?」という一言に端を発し、社会保険料について調べ始めましたが、税金に詳しくなり知識が身についた半面、自分の年収がGWのせいで減ってしまったことを知りました・・・悲しい。私の場合は為す術はなかったのですが、税金の仕組みについて理解することで『税金という名の支出』を抑えることは大事だなぁとも思います。

 

あと強く言いたいのは、月額標準報酬額というクソ制度辞めませんか?



  ↓ぜひクリックお願いします!ブログのランキングが上がって、ぽんちよのモチベにつながります

にほんブログ村 投資ブログ 投資でセミリタイア生活へ
にほんブログ村

↓ツイッターもぜひフォローお願いします

twitter.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました