KKR作戦（高配当株を権利確定前に売却する作戦）を実践中のぽんちよです
9月中旬に購入し始めた11月高配当株サムティを11月18日に売却完了しました！運用成績は運用期間2カ月、＋14.4%の運用。KKR作戦開始以来の大成功となりましたのでその報告です
【11月KKR成果報告】サムティを＋14.4%で売却！
実際の運用成績を振り返る前にまずは、サムティを買い始めた9月中旬～11月までの相場環境をプレイバック
日経平均 ＋6.43%上昇（9/18～11/18）、米中摩擦緩和へ期待増
今年の日経平均はトランプ大統領のツイートや発言によって大きく左右されました。アメリカと中国の経済覇権争い、それに伴う米中貿易摩擦は世界経済に影響を与えています。その貿易摩擦の現在はというと融和ムードが広がり始めています。というのも来年に控えた米国大統領選における予備選挙まで半年を切り始めたので、トランプ大統領も米中摩擦に起因する米国株価の下落を避けたいため
株価の低迷は支持率に直結します。大統領選に向けてはトランプ大統領も株価暴落につながるような言動やツイートを避けるでしょう
そんなこんなでこの期間のNYダウやS＆P500は連日上昇、史上最高値を更新という完全に上昇ムード。それに引きずられ、日経平均上昇し、年初来高値を更新しました
2019年11月18日 日経平均 23416（+6.43％）
【サムティ】権利確定日にむけ +14.4％上昇で売却，KKR作戦は大成功
今回のKKR（高配当株権を利確定前に売却）作戦ではサムティ株購入編の記事でも紹介したよう、配当日である11/27の2ヶ月前の9/18からサムティ株の購入を始めました。当時の株価は1875円で300株を購入
その後10月頭の決算で評価が下がり株価が10％暴落。購入余力資金で1801円、1856円の時に100株ずつ購入することで結果的に平均取得単価を1856円（500株保有）にできました。
では、その後のサムティはどのように推移したのでしょうか？
サムティの株価は10/7以降～権利確定日まで、順調な株価の上昇をしていきちょうど保有期間が2ヶ月に到達した11月18日2129円（+14.4％）、＋133,870円で売却に成功。
前回の9月高配当株オリックスとアイナボHDでのKKR作戦では、権利確定2ヶ月前に全資金で株を購入していたので悪決算への対応ができなかったのですが、今回は前回の反省を生かし、常に余力資金を作っておくことで、市場で悪決算ととらえられ暴落したタイミングに買い増すことができ大施工しました。
ちなみに、KKR作戦を開始して半年がたつのですが、作戦開始以来の大成功でした
【KKR作戦vs日経平均】KKR作戦サムティが7％のオーバーパフォーム
個別株を扱うものとしてやはり注目したいのは「市場平均に比べて、自分の運用が上回ったのか？」ということです。それでは日経平均と11月KKR作戦対象銘柄サムティのパフォーマンスを比較していきましょう
9/18～11/18の2か月間で日経平均は6.43％上昇に対し、サムティは14.4％上昇。結果的に市場平均を7.9％上回ることに成功しました
あとがき＆考察：売却タイミングは正解だったか？
今回のサムティの売却タイミングの説明ですが、11月1日～18日では日経平均が大きく上昇するのに対し、サムティが権利確定前の利確売りなどが絡み、なかなか株価が上昇しない（むしろ下落）局面に入りました（時には日経平均が2％ほど上がるのにサムティが下がるという日も）。
その後、11/18にようやく再び上昇したので2129円で売却しました。
しかし結果論的には権利確定日直前まで上昇をつづけ、2197円まで上昇。
後の祭りですが、もし保有し続けていれば、あと3万円分の利益がえられたことになります。
サムティは株主優待がホテル無料宿泊券など豊富なため、優待狙いの投資家が権利確定直前に購入したのでしょうね
しかし、売却タイミングで点数をつけるとすれば70点は与えてもいいかと思います、11月初旬のサムティの謎の下げを耐え抜き11月中旬の上昇局面まで耐えることができたので
私のKKR作戦では売却は権利確定日2週間前をめどにとしていますが、これは利確売りによる暴落に巻き込まれないため。今回は権利確定日まで持っていた方が利益は出ましたが、リアルタイムな相場ではそれを予想できないため難しいですね
優待が充実している株は、権利確定前の駆け込み需要が高まるため、権利確定日直前まで保有していてもいいのかもしれません
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