1月高配当株『積水ハウス』を売却していくら儲かった?高配当株を権利確定前に売却する投資法(KKR作戦)

KKR(高配当株利益確定前利確作戦)作戦

【独自手法】KKR(高配当株を権利確定前に売却する)作戦を実践中のぽんちよです

誰しもが一度は『高配当株を権利直前でうったら利益が出るんじゃない?』と思うことでしょう。そんな誰しもが思いつく作戦を実際にやっている私。手法としては「配当2~3か月前に購入」&「権利確定前に売却」!
今回は配当権利確定2か月前の11月購入していた1月高配当株「積水ハウス」を売却した結果の報告です。

※この記事と合わせて読みたい記事
1月高配当株を積水ハウスを購入するに至った経緯・銘柄分析編→こちら
積水ハウスの購入過程&売却タイミング考察編→こちら
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1月高配当株『積水ハウス』を売却、運用2ヶ月で+3.22%,+38150円

まず結論!

東海カーボンの購入を2019/11/19から行い、2020/1/21~1/24の間に売却を行い+3.13%運用、元手118万円で+38150円の利益となりました。では積水ハウスの株価の値動き・銘柄の振り返りや買い付け経緯、今回のKKR作戦の運用に関する考察をしていきましょう

おさらい:「積水ハウス」とは?&購入過程

KKR作戦(高配当株を権利確定前に売却する作戦)では好業績・高配当の株を権利確定の2~3ヶ月前に購入し、権利確定前に売却して利益を出します

今回のKKR作戦対象銘柄・1月高配当株「積水ハウス」についてちょっとしたおさらい↓

【積水ハウス】
・1月高配当株、1月の配当利回りランキング2位
・株価 2300~2400円
・配当利回り 3.41%
・1株配当81円(8期連続増配)
・配当性向 40.1%
・PER 11.67、PBR 1.34、ROE 10.8%
・国内ハウスメーカーではあるが、近年では海外事業の伸びが大きい
この積水ハウスを権利確定日(1月30日)の二カ月前となる11月19日から3回に分けて購入していました。
積水ハウス購入タイミング&株価時系列
11/19 200株購入 株価2353円
12/3     100株購入 株価2341円
12/6 決算発表、良決算だが、出尽くし感で下落
12/9 100株購入 株価2360.5円
12/9 100株購入 株価2408円
1/1 底値2300円観測&再度上昇
  平均取得単価 2366円 500株保有

購入を開始した2019年12月~権利確定日までの2ヶ月間のトピックとしては、積水ハウスの決算発表。良決算だったものの市場としては「好材料の出し尽くし」として捉えられ、株価は2430円→2300円まで5.3%下落。しかし1/1で底値をつけ上昇トレンドに突入。

株の売却タイミングとしては配当権利確定日(1/30)を含む1月第5週を避け、1月22~24日が最適なのではないかと過去の記事で予想していました(↓過去記事より1月売却日考察カレンダー)

底値(1/1)から株価上昇:取得平均2366円→売却平均2442円で利益獲得

2430円→2300円まで5%下落した株価は1月1日に底値として再上昇。配当権利確定日に向けて順調に上昇を続けました。

12/2から始まった上昇トレンドは配当権利確定日まで続き2300円→2470円まで株価が上昇(+7.39%上昇)。私はというと、配当権利確定日前の暴落に巻き込まれないように1月の第四週で三回に分けて売却

積水ハウス株売却過程
1/21  2426円 200株売却
1/22  2445円 100株売却
1/23  2456.5円 100株売却
1/24  2458円 100株売却
平均売却株価 2442円

結果として、2ヶ月間の運用で+3.22%、軍資金118万円で+38150円の利益となりました。

最終的には1/27に2470円ほどまで株価が上昇しましたが、その翌日から配当権利前の利確売りにより株価急落がはじまりましたので、急落に巻き込まれずにうまく逃げ切った形となりました。

売却タイミングとして1/23~1/25で売ろうと考えていたのですが、1月22日の朝起きたときに「今日は1月23日だ!株売らなきゃ」と勘違いして売却注文を出してしまいました…苦笑

「日経平均 vs KKR作戦」&「本作戦での振り返り考察」

個別株運用は市場平均に勝てるか?」というのは投資家にとっての至上命題といえるでしょう。ということで今回のKKR作戦期間の積水ハウスと日経平均の値動きを比較していきましょう

今回のKKR作戦期間(2019/11/19~2020/1/24)で、日経平均は+2.29%上昇に対して、KKR作戦は+3.22%上昇、市場平均に対して+0.93%のオーバーパフォームになりました。この作戦期間では、日経平均が一時24000円まで上昇したり、イラン要人暗殺報道による戦争不安により急落したりとジェットコースターのような相場だったので、スイングトレードが得意な投資家にとっては稼ぎどころだったとは思います。私の場合、日中相場に噛り付いて株価とにらめっこすることができない環境であったり、短期トレードをする方針ではないので、スイングして利益は取れませんでした。しかし、KKR作戦としては相場平均を上回ったことで100点満点中70点ぐらいは上げてもいいかなと思っています。積水ハウスとしては配当日が近づいてくるほど、市場平均の下げに屈せず堅調に上昇していくようになり、やはりKKR作戦の根本にある「配当権利確定前は株価が上昇していく」という原則どおりになったなという印象です

売却タイミングとしては①自分が利確した直後に読み通り利確売りによる下落が始まったこと②売却直後に中国武漢を発生源としたコロナウィルスによる経済不安(通称:コロナショック)のため、日経平均&個別株が下落したことから、暴落を上手く回避したちょうどいいタイミングで売却したといえるでしょう。

さて、次なるKKR作戦はなににしましょうか?


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